臨床生理検査と技術 Ⅶ 呼吸機能検査
[3]呼吸機能検査法と判定基準
[H]肺圧—量曲線とコンプライアンスの評価
宮里 逸郎
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院検査部
pp.624
発行日 1987年4月15日
Published Date 1987/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204127
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前記のごとく,静肺圧-量曲線(図7)は静肺コンプライアンスの値を求めるのに不可欠のものである.
Cstの正常範囲はおおよそ0.15〜0.20l/cmH2Oで,肺線維症などのごとく硬い肺では低下し,肺気腫などのごとく伸びやすい肺では上昇する.
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