マスターしよう基本操作
心電図のとり方
平野 三千代
1
,
松田 琢磨
1
,
中居 賢司
1
,
小島 多喜子
2
,
吉田 武志
2
,
小林 舜二
2
1岩手医科大学臨床検査医学講座
2岩手医科大学附属病院中央臨床検査部
pp.1373-1380
発行日 1986年12月1日
Published Date 1986/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203940
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心電図検査は,不整脈,心筋傷害など心筋の機能を知るうえで,最も基本的な検査法の一つである.成人病の増加,平均年齢の高齢化と相まって,今後ますます需要は増すものと思われる.今回は心電図記録の基本的手技と,記録時に遭遇する問題点およびその処理法を中心に述べる.心電図の記録の前に,まず心電図の基本波形と生理的意義および正常値を示す(図1).
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