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ドライケミストリーによるカリウムの定量
末廣 雅也
1
1マイルス・三共(株)学術部
pp.1209-1210
発行日 1986年10月1日
Published Date 1986/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203885
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血清のKは主に,中央化された検査室で炎光光度計(1950年代以降)あるいはイオン選択電極のいずれかで測定されている.
ドライケミストリー法1)はより患者に近いサテライト・ラボでの迅速な検査を指向するものとして1980年代に入って我が国でも注目され,活用されるようになってきている.ドライケミストリー法は,試薬マトリックスを構成する素材の面から多層フィルム法と試験紙法に大別され,それぞれ専用の光電反射計による測定システムが完成し,前者はエクタケム,フジドライケムシステム,後者はセラライザーとして市販されている.
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