おかしな検査データ 検査事故における原因解析の進め方,考え方・2
チモール混濁試験でQC血清が3SDをオーバーした
畑 義治
1
,
天川 勉
2
1北里バイオケミカルラボラトリーズ(ブリストル)
2聖マリアンナ医科大学病院臨床検査部
pp.193-195
発行日 1982年2月1日
Published Date 1982/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202449
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前回では「解析の進め方,考え方・1」の基本的な手順につき述べ,〔例1〕として「検体の安定性によるCRKの検査事故」について報告1)した.
今回は〔例2〕として,「試薬の自動分注器によるチモール混濁試験の検査事故」について報告する.本例は前回同様,第4回ISQC(1981年)に発表2)したものである.
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