新しいキットの紹介
クンケルおよびチモール試験の標準液の検討
小笠原 正樹
1
,
舟木 正明
1
,
阪東 慶一
1
,
川井 一男
1
1国立大阪病院研究検査科
pp.194-196
発行日 1971年2月15日
Published Date 1971/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917308
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はじめに
1961年に日本消化器病学会肝機能研究班が設立され,種々の肝機能検査の標準化が検討され,一定の基準で測定成績が判断できるようルーチン検査における測定法に1つの標準法を作り発表された.以来多くの検査室において,この研究班試案に関して種々検討されその成績が報告されている.
今回われわれもクンケル・チモール試験に用いる各社の標準液について種々検討する機会を得て,反応諸条件におけるそれぞれの動態に批判を加えたところ,各社間の標準液に大きな差異が認められた.
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