医療・保健・検査
化粧品研究所と臨床検査技師
本好 捷宏
1
,
吉村 正幸
1
1ポーラ研究所製品テスト研究室・応用生物研究室
pp.378-380
発行日 1976年5月1日
Published Date 1976/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543201063
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近年,国立及び公立の臨床検査技師学校が続々と3年制短期大学へ昇格するとの報に接する機会が多くなった.これは1958年に衛生検査技師法が制定され,更に1971年に現在の臨床検査技師,衛生検査技師に関する法律に改正されて以来わずか10余年の間に,ME技術の拡大を始めとする急速な技術革新に対応できる技術者を社会が要請するようになってきたことによるものと思われる.将来はMEを主体とする4年制学科への移行も夢ではありえないしかつ必要なことであろう.
我々の勤務している化粧品研究所も同様に,加速度的な社会変化や製品周期の短縮化傾向の影響を受けて,創造的な研究や技術革新が強く要請されるようになってきた.
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