クローズアップ
川端邦弘—大阪府立公衆衛生学院臨床検査部教務
中田 善之
1
1大阪府立病院研究検査科生化学
pp.8-9
発行日 1974年2月1日
Published Date 1974/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200360
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卒業と同時に教務に
大阪府立衛生検査技師養成所(現府立公衆衛生学院)第1回卒業の川端先生は,当時の所長(現顧問)松岡先生の"学校をよくするのは学生であり卒業生である.第1回生からだれか1人学校に残るように"ということばに従い,決まっていた就職先を断ってそのまま教師として学校に残った.2〜3年たったら現場に出るつもりだったのが,いつの間にか10年の月日が過ぎた.
昭和44年,主任の尾山先生が赴任するまでの5年間は,カリキュラムの決定,人事の仕事,実習の準備など,すべてひとりで行なってきたという.当時は朝9時に出勤して,夜は9時,10時までも行なわれる実習を監督し,日曜日は日曜日で,クラブ活動等につき合い,"自分でもよくがんばったと思いますよ"と笑う.
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