クローズアップ
清水一枝—三楽病院検査科病理検査室
竹淵 あけみ
1
1都立清瀬小児病院検査科
pp.8-9
発行日 1974年1月1日
Published Date 1974/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200334
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卒業後も常に勉強を
病理検査室は現在2人,こぢんまりとしたへやにミク ロトームをはじめ染色液,顕微鏡などがきちんと整理 されていて,清水さんの人がらがうかがえる.
"病理の仕事はじみですが,臨床側は病理診断をもとに治療を開始するのですから,なくてはならないものです.特に早期癌発見のための細胞診は見のがすことが許されない大事な仕事です.またそれだけにやりがいがありますね.忍耐のいる仕事ですが形態学ですからおもしろいし,診断は下せないまでも自分でクラスづけをして所見をとることができます.そのかわり,常に顕微鏡をのぞいて形態を忘れないようにし,また本などで勉強していく姿勢は必要です"
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