マスターしよう基本操作
遠心器の取り扱い
平井 夏夫
1
1国産遠心器KK
pp.41-45
発行日 1973年8月1日
Published Date 1973/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200218
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試料の血清分離をはじめとして,遠心器は検査室になくてはならないものである.しかし日常使用しているために,つい扱いが乱暴になったり,バランスのとり方が雑になったりすることがある.バランスがうまくとれていないと,遠心器はガタガタと大きな音をたて,中の試験管はこわれて飛び散り,破片の始末もめんどうなものであり,また患者の大事な検体を失うことになる.それ以上に回転盤が飛んだり金属ケースが飛んだりするような危険な状態になるので,もう一度基本的なことをここで復習しておくことにする.
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