Laboratory Practice 〈一般〉
一般検査検体でみられたヘマトイジン結晶とその意義
弓狩 加恵
1
,
吉澤 梨津好
1
1財団法人倉敷中央病院臨床検査科
pp.429-433
発行日 2012年5月1日
Published Date 2012/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103535
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はじめに
一般検査室では髄液,尿,関節液などの液状検体を顕微鏡下で形態観察することが多い.その鏡検時に目的の細胞や結晶以外の成分を検出することがある.偶然検出した成分を報告することで病態把握や診断の補助となることもある1).本稿では,日常一般検査室で遭遇するヘマトイジン結晶の意義について述べる.
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