Laboratory Practice 〈一般〉
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    便潜血定量測定のピットフォール
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                今福 裕司
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                鈴木 律子
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1福島県立医科大学感染制御・臨床検査医学
                
                
                  2福島県立医科大学附属病院検査部
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.445-448
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2008年5月1日
                  Published Date 2008/5/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102079
                
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はじめに
便潜血検査は歴史の古い検査の一つであるが,現在も頻用されている検査項目である.特に大腸癌検診では,この検査のほかに無侵襲的なスクリーニングの方法が現存しないことから,広く用いられている.便潜血測定の便のサンプリングについては,尿と同じように患者に採取してもらう場合が大部分であり,医療従事者によるサンプリングに比較して,落とし穴(ピットフォール)が潜んでいる可能性は高いであろう1~3).そのため患者に適切に採便してもらうための教育が必要である.まず,これらの問題について考察してみたい.また,便潜血反応も定量化の時代を迎えつつある.当院でも定性法から定量法への移行に際して,若干の検討を行ったのでこれを報告したい.

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