絵で見る免疫学 基礎編 46
自然免疫機構と獲得免疫機構の橋渡し(2)―マクロファージはスカベンジャー
高木 淳
1
,
玉井 一
2
1アボットジャパン(株)器機診断薬事業部
2栄光病院
pp.1206-1207
発行日 2003年10月1日
Published Date 2003/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101599
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ヒトがヒトを食することはかなりの飢餓状態においてもヒトはなさぬことであり,決して許されることではない.意識や観念のないマクロファージは,相手の細胞表面の分子をチェックしてその生と死を確認して,死んだ自己の細胞を貪食する.またマクロファージは病原微生物表面の特有の分子構造を認識してこれを貪食する.
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