ラボクイズ
髄液細胞 1
大田 喜孝
1
1聖マリア病院臨床検査部
pp.536
発行日 2006年6月1日
Published Date 2006/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100922
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症例1:4歳,男児.
3日ほど前より咳,鼻水などの風邪様症状があり,やや不機嫌であったが熱はなく,そのまま様子をみていた.当日の夕食はあまり食べず,いつもより早く就寝した.深夜2時ごろ38.5℃の急な発熱,嘔吐を認め,意識不明瞭で名前を呼んでもはっきりと返事をしないため,当院の夜間救急外来を受診した.
患児は傾眠状態にあり,項部硬直を認めたため,腰椎穿刺による髄液検査を施行した.
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