技術講座 病理
オートプシーイメージングを基盤とした臓器画像診断(CT,MRI)に同期させた脳の切り出し方法
清水 一範
1
,
江澤 英史
1
1放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院臨床検査室
pp.1447-1452
発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100897
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新しい知見
三次元CT1)やマイクロCT2)など画像診断装置の進歩により,診断画像は組織画像に大きく近づいている.これらの技術をより精密にするための基盤として,病理診断との正確な対比は,これからますます重要になっていくだろうと思われる.画像診断に同期した臓器スライスの作製技術は,これに大きく貢献する.また,当院で実施されているオートプシーイメージングという試みは,こうした画像病理同期システムを構築するにあたり,有益な場を提供する3).
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