増刊号 細胞像の見かた―病理・血液・尿沈渣
第3章 尿沈渣 これだけは知っておきたい成分と症例
1.変形赤血球と赤血球円柱
今井 宣子
1
1大阪大学医学部附属病院臨床検査部
pp.1210
発行日 2004年9月15日
Published Date 2004/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100823
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症 例:内科,46歳,女性.
診 断:慢性糸球体腎炎(IgA腎症).
尿外観:赤色,混濁.
尿定性検査所見:pH6,比重1.022,蛋白(3+),糖(-),潜血(3+),ケトン体(-),ウロビリノゲン(±),ビリルビン(-),亜硝酸塩(-),白血球エステラーゼ(-).
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