〈検査室メモ〉
赤血球指数と平均赤血球恒数
五十嵐 忠平
1
1慶応大学病院中央検査室血液科
pp.429-431
発行日 1960年7月15日
Published Date 1960/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905722
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はしがき
赤血球指数も平均赤血球恒数もすべて計算によつて求められるものです。そのもとになるものは1)赤血球数,2)血色素量,3)赤血球容積(ヘマトクリツト)4)赤血球直径などです。従つてこれらの数値を正確に出さなければ,これをもとにして計算される数値は明かに不正確なものとなります。又これらの測定手技に自信があるとすれば,使用器具の正確性が当然問題となるおけです。測定用器具の検定については宮坂の論文1)2)3)がありますので御参照下さい。又幸い財団法人日本血液検査器械検定協会において検定されたものが市販されていますので,これを購入使用することもよいでしよう。
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