技術講座 病理
結核の病理診断
大友 幸二
1
,
鹿住 祐子
2
,
山田 博之
3
,
御手洗 聡
1
,
菅原 勇
3
1(財)結核予防会結核研究所抗酸菌レファレンスセンター細菌検査科
2(財)結核予防会結核研究所抗酸菌レファレンスセンター結核菌情報科
3(財)結核予防会結核研究所抗酸菌レファレンスセンター病理検査科
pp.423-428
発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100644
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新しい知見
最近の話題として,パーシスター(persister,休眠菌/持続生残菌)がある.これは通常の条件では代謝増殖を示すが,菌にとって劣悪な条件になると休眠状態に入り,好条件になるのを待っている状態を指す.最近,この休眠状態に入るときdosR(dormancy survival regulator)遺伝子が機能していることが知られてきている.
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