技術講座 一般
尿中好酸球の見かたとその臨床的意義
宿谷 賢一
1
,
田中 雅美
1
,
下澤 達雄
1
1東京大学医学部附属病院検査部
pp.29-33
発行日 2006年1月1日
Published Date 2006/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100315
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新しい知見
腎・泌尿器系の炎症性疾患では,尿中白血球の増加はよく認められ,詳細に白血球分画を確認することは病態解析の手がかりになり臨床的意義も大きい.
近年,尿沈渣検査で直接的に尿中好酸球を染色することが可能になり,また,尿沈渣検査法2000(JCCLS GP1-P3)の発刊により尿沈渣鏡検の技術の向上も加わり,日常検査において尿中好酸球が容易に検出されるようになりつつある.
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