学会印象記 第54回日本医学検査学会
異分野間のチームワークから生まれる独創性
芝田 宏美
1
1兵庫医科大学病院中央医療画像部門
pp.694
発行日 2005年7月1日
Published Date 2005/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100075
- 有料閲覧
- 文献概要
第54回日本医学検査学会が,2005年5月13,14日京都で開催された.ほぼ期日を同じくして,京都三大祭の一つ,葵祭があり,京都はいつも以上に雅の趣を呈し,好天にもめぐまれ,まつりごとには相応しい好日となった.国立京都国際会議場は洛北に位置し,新緑の山々に囲まれた美しい景観を有している.会場では多くのスタッフの方々が各コーナーに立ち,にこやかに大きな声で挨拶をされていた様子が快く,会場内にある満開のつつじの花の出迎えと同様に印象的であった.
検査学会ではここ数年,チーム医療にかかわる報告が多くみられる傾向にある.今大会でも医療連携・診療支援・糖尿病療養指導といったテーマが目立った.そこでチーム医療を中心にその他いくつかの演題に参加し,特に印象に残った知見について紹介したい.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.