Laboratory Practice 生化学 自動分析装置での検査データの質を上げるためのポイント
免疫反応系での異常反応の検出例
山本 慶和
1
1天理よろづ相談所病院臨床病理部
pp.652-654
発行日 2005年7月1日
Published Date 2005/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100060
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はじめに
異常反応が検出される場合として次のようなものが考えられる.反応過程をモニターし異常な反応曲線を検出する,関連する項目との関係からの乖離を検出する,異常高・低値を検出する,および医師から臨床所見と乖離の指摘などがある.いずれも重要なデータ保証のきっかけとなる.
ここでは免疫反応系の異常値例を取り上げ,反応過程モニターおよび項目間乖離による異常値検出方法と原因解析に用いられる技術とを併せて説明する.
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