特集 癌の臨床検査
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    IV 癌の検診—主要な症候別癌診断・検査のポイント
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    1 主な症候血痰—肺癌
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                吉田 清一
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                譜久山 當晃
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Kiyokazu YOSHIDA
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Masaaki FUKUYAMA
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1埼玉県立がんセンター
                
                
                  2埼玉県立がんセンター臨床病理部
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.1524-1528
                
                
                
                  発行日 1989年10月30日
                  Published Date 1989/10/30
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917656
                
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はじめに
上気道,下気道,さらに口腔からの出血が喀血あるいは血痰として認められるわけであるが,かつては結核を心配し,今は肺癌を含む気道系の悪性腫瘍と結びつけて心配するように知識が普及しているため,患者本人の受けるショックは小さくなく,大部分は比較的早く受診する人が多い.しかし,まれには高齢者で遅れて受診する例もみられる.一般的には,"のどから出た"との感覚があるためか,耳鼻咽喉科を受診するのが多い.耳鼻咽喉科的に血痰の原因が明確であればともかく,不明確なときには呼吸器専門医の受診を受けるよう紹介されるのが適当である.

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