今月の主題 臨床診断のロジック
カラーグラフ
自己走査型電荷素子を用いた新しい細胞画像解析法
髙橋 正宜
1
,
西川 秋佳
1
,
吉見 直己
1
,
青木 久枝
1
,
布施 正樹
2
,
前田 修身
2
1岐阜大学医学部病理学教室
2三菱レイヨン商品開発研究所
pp.478-480
発行日 1983年5月15日
Published Date 1983/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917434
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細胞の生物学的特性による細胞の分類や細胞の機能的変化に伴う形態変化を客観的に解析する方法には,従来細胞化学的染色を施し,光学顕微鏡的に鑑別する方法がとられ,また相対的定量法として顕微分光測法が用いられた.
近年の医用工学の目覚しい進歩に伴い,高性能画像解析法(定性および相対的定量)と多数細胞を鞘流の中心に流して種々の細胞特性をパラメーターとして分類するフローサイトメリー(定性および相対的定量)が登場してきた.本稿ではわれわれの開発してきた高性能画像解析装置を判別ロジックとともに報告する.
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