Japanese
English
装置と方法
流体素子
Fluid Device
三浦 勇
1
,
新堀 茂
1
,
横須賀 達也
1
,
丁 栄市
1
Isamu Miura
1
,
Shigeru Niihori
1
,
Tatsuya Yokosuka
1
,
Eiichi Cho
1
1東京女子医科大学日本心臓血圧研究所
1The Japan Heart Institute and Hospital of Tokyo Women's Medical College
pp.583-588
発行日 1968年7月15日
Published Date 1968/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201919
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Ⅰ.流体素子とは
最近,ME学会や人工臓器学会で流体素子がしばしば取り上げられている1)〜5)。かつて工学が医学に導入され始めたころ,医学者は難解な理論や,耳なれない用語に悩まされながらも,多くの努力を払ってこれらの技術を消化し,急速にMEという学問の分野を確立したものであったが,いままた新しい難問を提示されて,いささか食傷気味であるかもしれない。
しかしながら,これからの医学は他の科学領域との結合なしには発展する余地はなく,われわれも絶えず新しい技術に目を向けざるをえないのである。
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