グラフ
超微量定量の実際
佐々木 匡秀
1
,
大場 康寛
2
,
神尾 尊
1川崎病院臨床病理部
2東洋工業付属病院臨床病理研究検査科
pp.1009-1016
発行日 1967年12月15日
Published Date 1967/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917190
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ごく微量の血液を用いて,多種類の化学的成分を簡易に,迅速に,精密に分析し,病態を綜合的に把握しようという努力が永年続けられているが,近年,超微量化学定量法が日常検査として組み入れられ実用段階に達して,その目標に一歩近づいた感がある。ここでは,すでに山口大学医学部,東洋工業病院,川崎病院および天理病院において全面的に採用され,日常検査として活用されている能率的な,しかも経済的な各種超微量用機器を用いた実用的な精度のよい新しい超微量定量の実際を紹介する。
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