入門講座 病理
人体各臓器の肉眼によるみかた(1)
金子 仁
1
1国立東京第一病院病理
pp.65
発行日 1967年1月15日
Published Date 1967/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917087
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衛生検査技師は,たとえどこのパートで働こうと,常に病的材料に接するのであるからどんな病気が人体に起るかという事を知っておく必要がある。最も簡単に病気を知るのは病理解剖した臓器を見る事である。このためには正常臓器を知っている必要がある。
このアトラスは正常と病的の臓器を肉眼で知るために作られたもので,なるべく解剖によらねば知る事のできない臓器を選んだ。尚表面と割面が分る様に努力した。清水一男,進藤登(東一病院)両君の絶大なる協力に対して感謝す。
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