入門講座 生化学
濃度の表わし方のいろいろとその間の換算法
松村 義寛
1
1東京女子医大生化学
pp.64
発行日 1967年1月15日
Published Date 1967/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917086
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溶液Tは溶質Sと溶媒Lとが均一に混合した状態にあるので,TのどこをとってもSの濃度は等しい。Tが大量にあっても,微量であっても濃度は一定の値をとる。いま溶質sグラムと溶媒lグラムを混ぜたところ均一に溶け合ったとすれば溶液の全量tグラムが次の式で表わされる。
t=s+l……質量不変の法則
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