雑誌文献を検索します。書籍を検索する際には「書籍検索」を選択してください。

書誌情報このジャーナルすべてのジャーナル詳細検索 by 医中誌

Rinsho Kensa Volume 43, Issue 8 （August 1999）

臨床検査 43巻8号（1999年8月発行）

Japanese English

研究

One-step PCR法によりVero毒素1型，2型およびEscherichia coliを同時に検出する方法 A Method for Identifying Verotoxins 1 and 2 and Escherichia coli by a One-Step PCR 大森智弘 ¹ , 原幸子 ¹ , 太田茂子 ¹ , 林恵美子 ¹ , 今関ひろみ ¹ , 大谷一 ¹ , 三宅和夫 ¹ , 松下幸生 ² , 樋口進 ² Tomohiro OHMORI ¹ , Sachiko HARA ¹ , Shigeko OHTA ¹ , Emiko HAYASHI ¹ , Hiromi IMAZEKI ¹ , Hajime OHTANI ¹ , Kazuo MIYAKE ¹ , Sachio MATUSHITA ² , Susumu HIGUCHI ² ¹国立療養所久里浜病院臨床検査科 ²国立療養所久里浜病院臨床研究部 ¹Department of Clinical Laboratory, National Institute on Alcoholism Kurihama National Hospital ²Department of Clinical Research, National Institute on Alcoholism Kurihama National Hospital キーワード： PCR法 , 腸管出血性大腸菌 , Vero毒素遺伝子 , 検出法 Keyword: PCR法 , 腸管出血性大腸菌 , Vero毒素遺伝子 , 検出法 pp.937-940

発行日 1999年8月15日 Published Date 1999/8/15

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916934

PDF(3654KB)

有料閲覧

Abstract 文献概要
1ページ目 Look Inside

　腸管出血性大腸菌による感染症では，迅速な診断が必要とされている．われわれはPCR法による1回の反応でE．coli,VT1,VT2の3種題の遺伝子断片を同定する方法を考案した．この方法では，E．coli,VT 1,VT 2のすべてにおいて，PCR法による標的遺伝子の増幅の有無と，細菌学的な毒素血清型や菌名同定が100％一致していた．本法は今後，正確な迅速検査として腸管出血性大腸菌の検出に応用されることが期待される．

Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

基本情報

04851420.43.8.jpg

臨床検査
43巻8号
（1999年8月発行）

電子版ISSN 1882-1367 印刷版ISSN 0485-1420 医学書院

関連文献

新しい抗α-synuclein抗体の作成とその特性に関する検討原幸子 , 太田茂子 , 大森智弘 , 林恵美子 , 今関ひろみ , 谷合修 , 三宅和夫 , 松下幸生 , 高橋久雄 , 村松太郎 , 臼田信光 , 荒井啓行 , 樋口進医学書院臨床検査
45巻 3号（2001年3月） pp.321-325
PDF(5755KB)
- 有料閲覧
PCR法を使用した糞便中のVero毒素遺伝子の迅速検出法荒井孝 , 関孝 , 山本英明 , 小林悟士 , 山口明 , 小野善栄 , 城宏輔 , 大石勉医学書院臨床検査
37巻 9号（1993年9月） pp.1037-1040
PDF(4707KB)
- 有料閲覧
志賀毒素産生性大腸菌感染症（Shiga toxin-producing Escherichia coli infection）滋野俊医学書院胃と腸
47巻 5号（2012年5月） pp.796
PDF(756KB)
- 有料閲覧
Escherichia coli 中村竜也医学書院検査と技術
46巻 3号（2018年3月） pp.222-223
PDF(220KB)
- 有料閲覧
Vero毒素研究の現状竹田美文医学書院臨床検査
36巻 13号（1992年12月） pp.1323-1328
PDF(12808KB)
- 有料閲覧

腸管出血性大腸菌の同定法　1．Vero毒素の検出法甲斐明美 , 工藤泰雄医学書院臨床検査
36巻 13号（1992年12月） pp.1329-1333
PDF(10179KB)
- 有料閲覧
腸管出血性大腸菌（enterohemorrhagic Escherichia coli O157：H7）による出血性大腸炎の集団発症において認められた洞性徐脈の心電図学的研究真田正美 , 岡野博信 , 横田進 , 蟹川俊昭 , 伊藤武 , 大石勉 , 小川潔医学書院呼吸と循環
41巻 7号（1993年7月） pp.653-657
PDF(5838KB)
- 有料閲覧
PCR法による喀痰中の結核菌の検出竹内悦男 , 高井元彦 , 北川正晴 , 横田総一郎医学書院臨床検査
40巻 6号（1996年6月） pp.747-750
PDF(3704KB)
- 有料閲覧
市中の腸内細菌目—Escherichia coli, Klebsiella spp., Proteus spp. 原田壮平医学書院 medicina
59巻 7号（2022年6月） pp.1080-1083
PDF(1278KB)
- 有料閲覧
腸管出血性大腸菌—Enterohemorrhagic Escherichia coli（EHEC）磯崎将博医学書院検査と技術
49巻 3号（2021年3月） pp.300-302
PDF(217KB)
- 有料閲覧

もっと見る

文献を共有

ツール

最新号をみる

投稿規定

年間購読申込