座談会
自動血球計数器をめぐって
天木 一太
1
,
岩田 弘
2
,
小沢 七兵衛
3
,
金井 正光
4
,
菅野 誠
5
,
田村 宏夫
6
,
新谷 和夫
7
,
星野 孝
8
1日大板橋病院萩原内科
2日大板橋病院中央検査部
3島津製作所
4信州大学中央検査部
5アメリカンコマーシャル株式会社
6朝日通商株式会社
7関東逓信病院臨床検査科
8京大病院 中央検査部
pp.994-1004
発行日 1964年12月15日
Published Date 1964/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916847
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■サンボーン型の原理と測定法
天木臨床検査の中でも,血球算定という仕事は非常に大事なことですけれども,また煩わしい能率の悪い疲れる厄介な仕事です。これを機械でやることができれば非常に有難いことですが,化学の方の検査と違って顕微鏡の下で非常に細かい粒子を一つ一つ数えることですから,機械でやっても問題があると思います。
機械の種類もずいぶん出ているようですが,この機械の説明は全部するわけにゆきませんので,比較的よく目につく機械を扱っておられる会社の方とそういう機械について御経験の深い先生においでを頂きました。はじめにサンボーンのbloodcell counterをお使いの新谷先生からどうぞ。
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