座談会
第3回一般検査士試験をふりかえって
福井 巖
1
,
藤田 信男
2
,
水田 亘
3
,
吉田 金三
4
,
樫田 良精
5
,
富田 仁
6
1京府医大中央検査部
2京都第一赤十字病院
3神戸中央市民病院
4阪大微研検査部
5東大病院
6京大病院中央検査部
pp.302-312
発行日 1964年4月15日
Published Date 1964/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916753
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富田一般臨床検査試験は,昨年9月に第1回を東京で樫田先生の肝入りで始めていただき,ことしの7月に第2回を終えまして,やっと今度地方でもやってよろしいということになりまして,第3回を京都で引き受けたわけです。非常にたくさん志願者がありまして,総計383名でした。それも,京都府が112名,大阪府46名,滋賀県32名,兵庫県22名,奈良県24名,三重県16名,和歌山県9名,この近畿地方で大体200人でした。その他の地区としては,北海道,あるいは鹿児島と全国各地からあり,おもしろいことには東京からも受験者がありまして,結局,志願者総数383名,そのうち欠席者は34名,実受験者349名,合格者はあす発表です(221名)。このように,東京以外の土地で初めて資格認定試験が行なわれたという意味において,これを中心話題にして,この2日間の試験で経験されたことを振り返って話し合っていただこうと思います。まず関西でやったことの意義とかいうようなことで,福井先生から……
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