研究
血清コリンエステラーゼ—活性簡便測定紙「コリテスト-P」に関する2,3の検討
石井 暢
1
,
太田 抜穂
2
,
小林 新平
3
1昭和大臨床病理
2昭和大愛記念病院検査科
3昭和大学薬学部
pp.446-448
発行日 1968年6月15日
Published Date 1968/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916417
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はじめに
最近臨床化学検査の件数の輻藤に伴い,この打開策として種々のキット類の開発と簡易検査法の導入が盛んとなった。
血清コリンエステラーゼ活性の測定についても従来より種々の測定法が発表されている。すなわち基質が酵素的水解をうけて生ずる脂肪酸やその他コリンを何らかの方法,たとえば酸量をマノメーターを用い,またpH計を用い,あるいはそれを比色法として測定したり,またコリンを直接何らかの化学的測定法ではかり,活性値を表現する方法が一般的に応用されている。
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