座談会
業室感染の予防
上野 幸久
1
,
大河内 一雄
2
,
瀬戸 幸子
3
,
和田 浩
4
,
高橋 昭三
5
1自衛隊中央病院内科
2東大病院輸血部
3虎の門病院血清学科
4大東文化学院検査技師学校
5結核研究所
pp.186-192
発行日 1968年3月15日
Published Date 1968/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916364
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高橋(司会)本目はどうもお忙しいところを有難うございました。それではこれから先生方に,いろいろと「業室感染予防」というテーマでお話を伺いたいと思います。
私,ちよっと業室感染予防ということを考えたんですけども,一つの分け方として,臨床検査室の業室感染には,患者が検査室に来た場合にその患者から感染を受けるという場合,臨床検査室では新鮮な検体多数を扱うことが多いもんですから,その検体を介して感染が起る場合,それから検査室では検体の培養を数多く扱うことから,それから感染が起る場合と,大体この三つくらいを考えていいだろうと思います。
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