特集 グラフ特集臨床検査の基礎
細菌検査の基礎
血液培養手技
小酒井 望
1
1順大臨床病理
pp.86-91
発行日 1966年11月25日
Published Date 1966/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916038
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血液培養の方法には,(1)採取した血液を抗凝固剤入り試験管に入れ,凝固を防いで検査室へ持参し,検査室で各培地へ混ずる方法と,(2)患者の側へ培地を持参し,採取した血液をその場で培地に混ずる方法とある。なお(2)の方法には,従来の混釈平板を作り,また液体培地に混ずる方法のほかに,市販の培養瓶を使用する方法がある。この培養瓶を使用する方法は,手技が簡単で,往診先でも使えるので,今後広く普及されるであろう。
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