特集 免疫学的検査の進歩
Ⅱ.感染症
肝炎の血清学的診断
小島 健一
1
,
吉川 明
2
1新潟大学医療技術短大
2新潟大学病院輸血部
pp.1176-1179
発行日 1979年11月1日
Published Date 1979/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915259
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肝炎の病因としては,肝炎ウイルス,薬剤,アルコール,既知ウイルスなどが挙げられる.肝炎ウイルスにはA型肝炎ウイルス,B型肝炎ウイルスのほか,近年未知のウイルスとして非A・非B型肝炎ウイルスがクローズアップされている.ウイルス性肝炎は最も頻度が高く,各種抗原・抗体の存在が知られ,血清学的診断が可能となり,肝炎の病因分類に役立っている.
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