座談会
正常値—その考え方と求め方
大場 康寛
1
,
北村 元仕
2
,
林 康之
3
,
臼井 敏明
4,5
1近畿大学・臨床病理
2虎の門病院生化学科
3順天堂大学・臨床病理
4鳥取大学・ステロイド医学研究施設
5現:長崎大学,検査部
pp.1104-1112
発行日 1978年10月15日
Published Date 1978/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914896
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正常値──これは検査と臨床を結ぶ最も基本的な窓口であり,かつ生体情報としての検査データを生かす基本的な数値であるにもかかわらず,測定法,サンプリング,生理的変動などによって大きく影響を受け,施設によってみな違うと言っても過言でない.では現時点で,正常値をどう考えどう求めれば良いか.
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