Japanese
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研究
臨床検査室における細菌の同定,薬剤感受性試験の現況—第5回九州臨床検査精度管理研究会の調査成績から
The Present State of Identification and Chemotherapeutic Sensitivity Test of Bacteria in Clinical Laboratory:From the investigated results at 5th Kyushu Rinshokensa Seidokanri Kenkyukai
那須 勝
1
,
猿渡 勝彦
1
,
糸賀 敬
1
Masaru NASU
1
,
Katsuhiko SAWATARI
1
,
Takashi ITOGA
1
1長崎大学病院検査部
1Dep. of Clinical Laboratory, Nagasaki Univ. Hospital
pp.655-660
発行日 1978年6月15日
Published Date 1978/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914782
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はじめに
九州地区において,臨床検査の精度管理,検査技術及びその知識の向上を目的として九州臨床検査精度管理研究会(会長:久留米大 山崎晴一朗教授)が発足して,第5回目(1977年3月)を迎えた.細菌検査部門は,今回初めて参加し,当院検査部が主体となって未知の菌株を各施設へ配布して,菌種の同定,薬剤感受性試験についての精度管理調査を行った.アンケート用紙回収率は,配布した83施設のうち76施設から回答があり,91.6%であった.その集計されたデータを基に,本稿では九州地区の臨床細菌検査の現況と,これに関する若干の考察を加えたので,報告する.
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