特集 小児の臨床検査
Ⅲ.検体検査
M.多核球機能検査—NBT還元試験を中心に
城 宏輔
1
1東京慈恵会医科大学小児科
pp.1231-1233
発行日 1977年11月1日
Published Date 1977/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914548
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多核球機能の検査は他の免疫学的検査ほど一般的ではないが,日常の診療において一次的あるいは二次的な多核球機能異常を思わせる症例に遭遇することはまれではない.一般に多核球機能検査法は細胞の性質,または手技上の問題で,比較的測定値のバラツキや検者による測定値の差が大きいが,熟練した同一の検者によるデータは十分臨床に活用できる.
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