新しい機器の紹介
Hemalog 8の使用経験
中津 眞知子
1
,
原 繁男
1
,
青木 英二
1
1社会保険中京病院検査部
pp.1123-1125
発行日 1977年10月15日
Published Date 1977/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914510
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はじめに
自動血球計数器の血液検査室への導入により検査精度は向上し,検体処理は能率化している.その器種も,最近では検査件数の増大に伴い,1項目ごとの基本型のみならず,多項目が同時に測定できる発展型のものが多く採用されるようになってきた1).当院においても検査件数の増大に対応するため,昭和49年5月に発展型であるヘマログ8(テクニコン社)を導入し,血液検査業務の能率化に役立てており,その使用経験ならびに従来法との関係については,既に一部報告した2)が,ここに改めて我々は,ヘマログ8の検討成績を紹介し,二,三の問題点について触れてみたい.
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