臨床化学分析談話会より・49<関東支部>
イオン電極分析法の現状と将来の展望—産学協同による開発推進を!
仁科 甫啓
pp.961
発行日 1977年9月15日
Published Date 1977/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914472
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第202回分析談話会関東支部例会(1977.5.17)は東大薬学の記念講堂にて開催された.今回は新しい分析技術シリーズの第2弾としてイオン電極が取り上げられ,"イオン電極法の原理とその有用性"というテーマで東大工学部仁木栄次先生,及び"臨床化学領域でのイオン電極分析法の現状と将来"というテーマで堀場製作所遠藤治郎先生に話題提供していただいた.
まず,仁木先生はガラス電極を含めたイオン選択電極の種類とその原理について,歴史的背景を加えながら,分かりやすく解説されるとともに,それぞれの電極の特徴またはその限界などにも論及された.
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