Japanese
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資料
各種悪性腫瘍における血中CEA値とTPA値との関係
Comparison of the Tumor Markers CEA and TPA in the Sera of Patients with Malignant Diseases
小泉 文明
1
,
多田 加奈江
1
,
小泉 智佳
1
,
寺崎 茂
1
,
石森 章
1
Fumiaki KOIZUMI
1
,
Kanae TADA
1
,
Chika KOIZUMI
1
,
Shigeru TERASAKI
1
,
Akira ISHIMOMI
1
1東北大学医学部臨床検査診断学
1Department of Clinical and Laboratory Medicine, Tohoku University School of Medicine
キーワード:
CEA
,
TPA
,
腫瘍マーカー
Keyword:
CEA
,
TPA
,
腫瘍マーカー
pp.1812-1816
発行日 1989年12月15日
Published Date 1989/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914223
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各種悪性腫瘍610例を対象として血中CEAとTPAを測定し,両者の相互関係につき検討を行った.その結果いずれの腫瘍マーカーとも初発例よりは再発例で高値を示した.また,一部の臓器の悪性腫瘍では両者間に有意の相関関係が認められたが,個々の症例をみると両者の所見が一致しない場合も認められた.以上より両者は別個の腫瘍マーカーであり,CEAのみならずTPAを同時に測定することが診断上意義あるものと考えらる.
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