Japanese
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資料
凝集法による腫瘍関連抗原TAC−41の検討
Evaluation of TAC-41
岩越 典子
1
,
桑原 正喜
1
,
鬼頭 邦吉
1
,
有吉 寛
2
,
須知 泰山
1
Noriko IWAKOSHI
1
,
Masaki KUWABARA
1
,
Kuniyoshi KITO
1
,
Yutaka ARIYOSHI
2
,
Taizan SUCHI
1
1愛知県がんセンター臨床検査部
1Department of Pathology and Clinical Laboratory, Aichi Cancer Center
2Department of Internal Medicine, Aichi Cancer Center
キーワード:
TAC−41
,
R-PA法
,
腫瘍関連抗原
Keyword:
TAC−41
,
R-PA法
,
腫瘍関連抗原
pp.591-595
発行日 1989年5月15日
Published Date 1989/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913982
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CA19-9と反応性のあるモノクローナル抗体で認識される抗原TAC−41の逆受身粒子凝集反応に基づく測定系の基礎的検討と腫瘍関連抗原としての臨床的有用性に評価を加えた.
TAC−41測定系は操作が簡便なマイクロタイター法であり,多量の検体を測定可能で,再現性も良好であった.TAC−41はCA19-9と高い相関関係が認められ,そのcut off値を80とするとほぼ同様の臨床的意義を有していることも示された.また,cut off値を40とすることによってCA19-9のスクリーニング検査として臨床検査に有用であることが認められた.
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