今月の主題 造血器腫瘍の新しい検査
座談会
FAB分類の問題点と検査
外山 圭介
1
,
大島 年照
2
,
中原 一彦
3
,
関口 進
4
1東京医科大学内科学教室
2日本大学医学部第一内科学教室
3東京大学医学部附属病院検査部
4防衛医科大学校検査部
pp.424-436
発行日 1989年4月15日
Published Date 1989/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913957
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学問の世界でも情報の交換・伝達が迅速に行われるようになった.国際語としては英語がもっとも使われているが,形態を基本としたものでは多くの説明よりも実物がもっとも理解が早く情報が伝達しやすい.国際的分類も特に白血病などを取り扱う場合には,国の内外を問わず,例えばM1といった場合に同じイメージがわかなければならない.FAB分類は同じ土俵の上に立った共通言語としておおいにその威力を発揮しているが,問題点もある.
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