Japanese
English
研究
心電図自動診断装置導入に対する追加誘導の必要性に関する検討
Necessary of Additional ECG Wilson Unipolar Leads for ECG Computer System
城山 昌代
1
,
石山 陽事
1
,
桑山 美知子
1
,
中西 成元
1
Masayo SHIROYAMA
1
,
Yoji ISHIYAMA
1
,
Michiko KUWAYAMA
1
,
Shigemoto NAKANISHI
1
1虎の門病院臨床生理検査室
1Department of Clinical Physiology, The Toranomon Hospital
pp.800-802
発行日 1988年7月15日
Published Date 1988/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913694
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心電図自動診断システムの導入に伴う心電図原物データの保存フォーマットの簡易化を目的として,心電図追加誘導(V3R,V4R,V7)の必要性について検討した.
心電図記録7007例のうち,追加誘導記録が心電図所見を得る必要条件となったものは小児を除きほとんどなかった.この結果現在の心電図自動診断システムに採用されている標準12誘導記録(不整脈を診断するための記録を含む)用のフォーマットのみでも,心電図所見を得るという点でまた原物データを得るという点で十分に臨床検査に役だつものと考えられる.
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