今月の主題 まちがいやすいGram陽性菌の同定法
技術解説
臨床材料から分離される嫌気性無芽胞桿菌の同定法
辨野 義己
1
,
光岡 知足
2
Yoshimi BENNO
1
,
Tomotari MITSUOKA
2
1理化学研究所動物薬理研究室
2東京大学農学部理化学研究所動物薬理研究室
pp.381-393
発行日 1985年4月15日
Published Date 1985/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912539
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嫌気性菌感染症から分離される菌種の60〜70%が嫌気性Gram陰性無芽胞桿菌である.このような細菌が臨床材料より正確に分離され,同定されれば治療の良き指針となるにちがいない.本稿では嫌気性無芽胞菌の分離,同定の手順について述べた.
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