Japanese
English
研究
リンパ球機能試験における影響因子—添加血清による培養条件について
Studies on the effector factors in lymphocyte function test
舩渡 忠男
1
,
小出 朝男
1
,
大谷 英樹
1
,
斎藤 正行
1
Tadao FUNATO
1
,
Asao KOIDE
1
,
Hideki OHTANI
1
,
Masayuki SAITO
1
1北里大学医学部臨床病理学教室
1Dept. of Clinical Pathology, Kitasato Univ. of Medicine
pp.713-716
発行日 1984年6月15日
Published Date 1984/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912222
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緒言
細胞性免疫能を測定するためにフィトヘマグルチニン(PHA),コンカナバリン,A (Con A)などの非特異的マイトジェンによるリンパ球芽球化試験が臨床検査として用いられている.またポークウィードマイトジェン(PWM)などによるリンパ球の抗体産生能検査も利用されつつある.しかしながら,それらの方法は標準化されていないため,正常値は各施設によりかなり異なるのが現状である.そこで今回,測定値に影響を及ぼすと考えられる因子の中で,特に培養時の添加血清について検討し,若干の知見を得たので報告する.
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