今月の主題 細胞膜
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    技術解説
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    生体膜成分としての受容体の検索—mRNAからの機能的受容体の再構成
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                八木沢 仁
                                            
                                            1,2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                広野 力
                                            
                                            1,2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                杉山 博之
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Hitoshi YAGISAWA
                                            
                                            1,2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Chikara HIRONO
                                            
                                            1,2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Hiroyuki SUGIYAMA
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1岡崎国立共同研究機構生理学研究所細胞器管研究系生体膜部門
                
                
                  2日本学術振興会
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.642-648
                
                
                
                  発行日 1984年6月15日
                  Published Date 1984/6/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912214
                
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- 1ページ目
外来性のmRNAを別の細胞の細胞質内に導入することによって,対応する蛋白質をin vivoで合成し,その機能発現のしくみを解析するという細胞工学的手法は現在各分野に応用されており,分泌蛋白質や膜蛋白質の生合成の研究が盛んに行われている.
アフリカツメガエルの卵母細胞という外来性遺伝情報の効率良い翻訳系が確立されてから,種々の蛋白質の遺伝子やmRNAがこの細胞内に導入されている.膜蛋白質であるアセチルコリン受容体もその一つであり,その生合成過程の解明にこの系は大きな力を発揮している.さらにこの系は,受容体をわずかしか含まないような組織や構造的に複雑な中枢神経系などの組織における受容体の検索にも有効である.

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