資料
プラスチック製血液ガス測定用採血器具の検討
原田 純
1
,
野村 知秀
1
,
後藤 幸生
2
,
丹羽 宏
3
1名古屋市立大学医学部麻酔学教室
2福井医科大学麻酔学教室
3名古屋市立大学医学部第二外科学教室
pp.849-852
発行日 1982年7月15日
Published Date 1982/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911601
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はじめに
近年全自動血液ガス分析装置の普及に伴って,血液ガス分析が呼吸器疾患だけでなく種々の疾患に対してルーチンに行われるようになり,器具の使用頻度も著しく増えている.それに伴い,より簡便で精度の高い測定方法が各種検討されてきた.
今回われわれは,乾燥ヘパリンがあらかじめ封入されたプラスチック製血液ガス測定用採血器具(プレザパックII,テルモ社製)が新しく製品化されたのを機会に,実際的な使いやすさ,およびその測定値の信頼性に関して,従来からの液体ヘパリンを使用したものと比較検討してみた.
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