学会印象記
第28回日本臨床病理学会/第32回電気泳動学会
青木 良雄
1
1昭和大学藤が丘病院臨床病理科
pp.88,108
発行日 1982年1月15日
Published Date 1982/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911466
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高感度分析法の開発と応用
第28回日本臨床病理学会総会は10月9〜11日の3日間,札幌医科大学永井龍夫総会長により札幌市で開催された.会場は札幌市教育文化会館(1980年8月落成)と札幌医科大学の8会場が使用され,2,000名を超える参加者の下に盛大に行われた.
プログラムは特別講演,総会長講演,シンポジウム3題のほか,一般演題が667の多数に達した.一般演題のうち326題が口演,341題がポスターセッションとされたので,実質2日問の学会にもかかわらず,口演には1題10分(発表7分,討論2分,予備1分)の時間が確保され,座長も演者も急がされることもなく安心して発表,討論ができた.その他,第二日の夜6:00〜8:30まで血液,微生物および病理の,そして第三日の午前中(9:30〜12:00)生理と血清の専門学術集会が開かれた.また「おかしな検査データをめぐって」との自由集会もあった.
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