Senior Course 病理
—新しい病理組織標本の作り方—染色 Ⅳ
平山 章
1
1東京女子医大中検病理部
pp.1142-1143
発行日 1975年10月15日
Published Date 1975/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909146
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固定液による核染色性の低下に対する処理法
普通のルーチンの材料を固定する問題は固定時間も守られており問題はないが,非緩衝ホルマリンに長期間固定したものや,ツェンカー,ブアン液や脱灰液に長時間固定あるいは脱灰しすぎた場合,核の染色性が低下しきれいな標本を作れないことが多い.このような場合核の染色性を回復するには次のような方法を用いると良い.
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