新しい機器の紹介
セントリフィケム・システムによる血清酵素活性の測定
成田 多喜子
1
,
徳永 賢治
1
,
永島 昇
1
,
伊藤 宜則
2
,
牧野 秀夫
3
1名古屋保健衛生大病院臨床研究検査部
2名古屋衛生技術短大生化学
3名古屋保健衛生大内科
pp.1109-1113
発行日 1975年10月15日
Published Date 1975/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909135
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緒言
自動分析機の一つであるセントリフィケムは,米国NIHで開発されたバッチパラレル方式の測定機である.この分析機は微量の試料と試薬を用いて迅速に測定することができ,既に血清中の各成分の分析に利用されている3〜10).
ここでは血清中の酵素,すなわちGOT,GPT,ALP,LAP,LDH,γ-GTP活性の測定に関して,この分析機によった場合の精度,他の測定法との比較および正常値などの検討成績を報告する.
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