研究
Double Albuminemiaの一家系について
岡本 憲雅
1
,
森田 文雄
2
1国立姫路病院研究検査科
2国立姫路病院研究内科
pp.294-295
発行日 1975年3月15日
Published Date 1975/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908906
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緒言
Zone electrophoresisが開発されて以来Double Al-buminemia (以下D.Aと省略)に関する報告例が多くなってきている.現在,rapid型とslow型が報告されており,正常と同じ易動度のアルブミン(以下Albと省略)(Aln)とともに易動度の高いAlb (Alra)あるいは低いAlb (Alsl)がある.我々は,日常提出される可検物の中よりセルローズアセテート膜電気泳動にて図1のごとき所見を得,更にその家族調査からD.Aの尿系と老え若干の成績を得ているので報告する.
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